【船舶免許取得必勝法】~100%合格への道~

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海や釣り好きならば誰もが抱く夢ではないだろうか。そのためにまずは船舶免許を取得しなければ。受験生だったころの学習法こちら)でがんばるぞ!

ということで、この記事では実践した学習内容を公開しつつ、どのように学習を進めていけば合格するかを解説する。

また、船舶免許のみならず勉強のしかたで迷っている人の役に少しでも立てたら嬉しい。

ぜひ参考にして自分なりの学習法を編み出してください。

さて、今回のターゲットは

【二級小型船舶操縦士免許】

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ボートスクールで申し込み

講習料金(学科+実技)は96,450円うち、550円は免許の写真代金※写真は持参してもよい

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講習日などの説明を受け、案内の冊子やテキスト・問題集、結索練習用ロープ、レンタルボートのカタログを受け取る。

受験するのは二級小型船舶操縦士免許。二級は船の大きさ20トン未満・距離は5海里9.26㎞以内を航行できる。ちなみに一級は、船の大きさは同じだが外洋や大島などの離島まで航行することができる。

基本的に講習や試験は土日に行われることが多い。

学科講習日は申込日から1ヵ月後の日曜日9時~17時実技講習は四日後の木曜日9時~17時で、その週の日曜日に国家試験というスケジュールにした。講習日や試験日は各会場で決まっているためその日にちに合わせてスケジュールを組む。

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試験の内容

✎学科試験(3科目)の配点と【合格基準】①小型船舶操縦者の心得及び遵守事項12問(12問中6問以上正解)②交通の方法14問(14問中7問以上正解)③運航24問(24問中12問以上正解)計50問【各科目半分以上正解+50問中33点以上正解(65%以上)】すべて満たして合格(試験時間70分)

🚤実技試験(3科目)の配点と【合格基準】①小型船舶の取り扱い60点 ②基本操縦120点 ③応用操縦120点 計300点【科目別成績が配点の60%かつ成績の合計が70%であること】(試験時間30分程度)実技はやはり操縦科目の配点が高い。また、覚えてできるようになっておく必要がある項目が多い。

そのほか、視覚色覚聴力や疾病及び身体機能の障害の有無などの簡単な検査がある。メガネやコンタクト・装具などは必ず装着して受験する。

学科は合格したが実技で不合格だった場合は、後日実技のみ受験する。逆もまた然り。統計では8割以上の受験者が総合合格するようだ。

学習開始初日【まずはアウトプットから】

何もインプットしない状態でまずはアウトプット。

問題集にある模擬試験Ⅰの50問を解いてみた。

実際の試験時間は70分。試験と同じように時間をはかって開始。

勘を頼りに解いてみる。かかった時間は30分残しの40分ほど。

見直しはしていない。

26問正解。・・・いいのか悪いのかよくわからない。不合格ということは間違いない。

とりあえず初日はここまで。

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学習開始二日目【インプット】

テキストを見てインプット。やはり問題を解いてからのインプットは効果あり。大切だと思われる部分をマーカーでチェック。

かなり雑だが頭に入ればそれでよい。

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学習開始三日目【インプット】

テキストを数ページみてマーカーでポイントチェックのみ。

学習開始四日目【アウトプット】

模擬試験Ⅱを時間をはかって解く。

50問中28問正解。点数にはさほど反映していないが、少しずつ分かるようになったところが増えてきた。まだ不合格ライン。

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学習開始五日~六日目【休息日】

ほぼ無学習。

(-_-)

学習開始七日目【学科講習】

9:00~16:40

はじめに試験の説明15分くらい

1時間おきに10分休み(昼休憩は1時間)

説明を聞きながら、テキストにチェック。時折体験談などもお話ししてくれ、しみ入るように頭にインプットされた。苦手な範囲が少しずつ見えてきた。

受講者は10名ほど。講師の先生は背の高いさわやかイケメン。説明がわかりやすかった!

あいにくの雨ではあるが教室の窓の外は絶景。気持ちよく学習にいそしめたよ(^_-)

講習を受けながら感じたこと

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学習開始八日目【アウトプット+インプット】

まずはアウトプット。50問中35問正解。はじめて合格点到達。点数が上がると楽しくなる。アウトプットの後、間違えたところを中心にインプット。

最後に科目別問題集でアウトプット。

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学習開始九~十日目【休息日】

ほぼほぼ無学習。

(-_-)ⅴ

学習開始十一日目【実技講習】

9:00~16:30実際に船を操船して実技試験と同じカリキュラムを実践する。

いつも見ている景色を海から見るのは不思議な気分。途中で少し船酔いしたがなんとか終えることができた。

気持ちよし(*´▽`*)

実技内容

操船はもちろんのこと、そのほかに船体やエンジン、船備品の点検、結索(けっさく)などがあり覚えることやできるようにならなければならないことが数多くある。

綱を結う(結索けっさく)

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学習開始十二日目【アウトプット】

まずは科目別問題集残り20ページに挑む。その後模擬試験問題でアウトプット。70分の試験時間をはかりながらスタート。どの問題も40分以上残して終了。さて、結果はいかに…。

試験当日2日前にしてようやくすべての模擬試験が合格基準に達した。

Ⅱはぎりぎり合格点。誤答したところは重点的にテキストを見てインプット。やはりアウトプット優位の学習は効果ありと改めて実感。自分の弱点がかなり見えてきた。

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試験前日【弱点チェックから鬼アウトプット】

前日ということで気合が入る。まずは、

①かさねて誤答している設問を洗い出す

👇誤答率が高い項目をマーカーでチェック

②誤答箇所の項目をテキストでインプット

( ゚Д゚)

③模擬試験Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ時間をはかってひたすら解く

結果は…

④誤答箇所をテキストでインプットして学科の学習は終了

満点を取ることはできなかったが、ここまでくると学科は合格する自信が出てくる。満点合格を狙うため誤答問題をインプット。

となると、実技が不安…。実技の冊子を食い入るように読み込んで前日学習終了。

学習時間トータルで5時間ほど

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試験当日【学科試験】

9:05~10:15

試験前に簡単な身体検査。2分で終了。

試験問題は4択。選んだ記号に印する。あとで自己採点するため問題用紙にも印しておく。

解くのに時間がかかる距離の計算問題は後にまわした。その他の解答はすべて書き入れ残り時間は35分ほど。余裕をもって計算問題に取り掛かった。すべて答えたのち、見直し。

見直しをして1問ミスしていることに気がつき解答を書き直した。自信がない問題に印(6問あった)をつけた。迷いがある中で答えた問題は1問あった。

試験終了後、試験官がすぐに模範解答を見せてくれるため自己採点できる。結果は…。

自己採点結果①小型船操縦者の心得及び遵守事項(12問)全問正解 ②交通の方法(14問)10問正解 ③運航(24問)18問正解 18点  計40点

どの科目も半分以上正答。どうやら学科は合格したようだ。発表は4日後。

満点を目指して学習して実際はこの点数。満点を目指して頑張ることでやっと及第点がとれる。

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試験当日【実技試験】

10:30~12:00

3人一組で乗船して順番はランダムに試験官から指示を受けて行った。受験者が少ない場合は試験官とのマンツーもあり得る。試験時間はトータルして(ひとり)30分くらい。

①小型船舶の取り扱い項目

発航前の点検、機関運転、トラブルシューティング、解らん・係留、結索、航海機器の取り扱い

②操縦項目

〈基本操縦〉安全確認、発進・直進・停止、後進、変針(旋回)、蛇行(連続旋回)

〈応用操縦〉人命救助、避航操船、離岸、着岸

以上の項目すべて行う。

とにかく人命第一を考慮に入れ、衝突防止のための安全確認が最重要。

といあえず大きな失敗をすることなく終えることができた。ほっと一息。

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合格発表と申請手続き

合格発表は数日後。合否をスクールに問い合わせるか、【ボートライセンスオフィシャルサイト】で確認する。免許申請はスクールで行ってくれる。合格発表から1週間後に免許証が家に届けてもらうかスクールに取りに行く。

おすすめ学習法

〈学科学習〉

とにかく学科は問題をたくさん解く。模擬試験問題や過去問題は試験と同じように時間をはかって3回満点取るまで行う。今回は満点3回取るまでは行わなかったが、過去に倍率10倍の受験に合格したときはこの学習法で勉強していた。

よくやりがちな、いきなりポイントをノートにまとめる(インプット)は非効率で実戦的ではなくおすすめできない。問題を解いてわからないところのみに集中してインプットする。

ようは、試験前日に行った手順で毎日進めると、獲得点数が面白いように上昇し学習が楽しくなる。楽しくなったら時間を忘れて取り組むようになる。

👆この状態になれば勝確🏆

✎学科学習法まとめ✎ 過去問や模擬試験を試験時間と同じ時間をはかって解く ②丸付けをして間違えたところのみインプット ①へ戻る 満点3回取れるようになったらその試験問題は及第点取れるということ。

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〈実技学習〉

身近に船がある方を除いては初めての方が多いはず。実技講習は必ず受講することをお勧めする。YouTubeでとても参考になる動画が多数上っているため、こちらを参考にするとよい。

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おっくん

おっくん

3児の父。一度きりの人生。焦らず腐らず諦めず。
19年の教員人生に終止符をうち起業。”自然の息吹を身に纏う”子どもたちのアパレルブランドT-ockbayを立ち上げる。

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